住宅ローンの金利というのはいつの時点の金利が適用されるのですか?
住宅ローンの金利というのは、原則として毎月変更されるのですが、フラット35や民間融資の金利は、毎月1日にその月に適用される金利が発表されます。
このとき注意しなくてはいけないのは、ローンを申し込んだ時点での金利ではなく、融資が実行される時点での金利が適用されるということです。
資金計画やシミュレーションのときの金利というのは、あくまでも仮のものですから、ローン申込後、金利が上昇すれば不利になり、金利が下降すれば有利になります。
ちなみに、財形住宅融資などの公的融資では、申し込んだ時点の金利が採用されています。
住宅ローンを選択する際に金利以外に着目すべきところは?
現在、民間金融機関の住宅ローンの競争は激しくなっており、工夫をこらした商品も登場しています。
具体的には、東京スター銀行の「スターワン住宅ローン(預金連動型住宅ローン)」では、住宅ローンの残高から普通預金の残高を差し引いた金額に金利がかかる仕組みになっていますので、預金が貯まるほどローンの利息が少なくなります。
また、地方銀行などでは、「女性向け」と称して年収要件を低く設定したり、契約社員、派遣社員、準社員でも利用できるといったローンを用意しているところもあります。
このような情報はインターネットでも比較的簡単に集められますので、目先の金利ばかりではなく、各金融機関のサービス内容についてもチェックしたいところです。 |