はじめての住宅ローン入門その3



共有のメリット・デメリットは?

共有のメリットにはどのようなものがありますか?

共有のメリットには次のようなものがあります。

親や配偶者からの資金援助に贈与税がかかりません
・出した資金の額に応じて共有分の所有権を手に入れることになりますので、贈与にはあたらないことになります。

ローンを分担していれば、それぞれが「住宅ローン控除」を受けることができます
・住宅ローン控除は、ローン単位ではなく個人単位で適用されるからです。
・ただし、所得税の控除なので、頭金の分担ではこの控除は受けられません。

マイホームを売って売却益が出たときに、それぞれが「3,000万円の特別控除の特例」を受けることができます
・ただし、この特例は、原則として住宅所有者が対象で、敷地の所有者には適用されませんので注意が必要です。
・また、住宅ローン控除との併用はできません。

共有のデメリットにはどのようなものがありますか?

共有のデメリットには次のようなものがあります。

妻(夫)が共有者の場合、離婚のときに紛争になることがあります
・離婚となった場合、住宅ローン返済中なら、どちらが以後のローンを負担するか、一方に譲渡するなら改めて返済能力が問われます。
・場合によっては、残金の一括返済を求められることもあります。

相続などで共有者の権利が第三者に移り、トラブルになることがあります
・親などと共有していた場合、その死亡などで持分の権利が兄弟などに移り、その持分の扱いについての紛争となることがあります。
・その持分の権利が第三者に売却されてしまう場合もあります。

売却時には共有者全員の同意が必要です
・売買契約書には全員の署名、印鑑証明書が必要です。
・意思統一が困難な場合もあります。


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