銀行の住宅ローンの金利タイプにはどのようなものがありますか?
銀行の住宅ローンの金利タイプは、金融情勢により金利が代わる変動金利型が基本になっていますが、契約時に決めた一定期間に限り固定金利が適用される固定金利選択型や、フラット35のような長期固定金利型などもあります。
上限金利付きというタイプはどのようなものですか?
変動金利型の一種として上限金利付きというタイプもありますが、これは、金融情勢が変化しても最初に設定された金利以上にはならないというものです。
これでしたら、将来急激に金利が上昇した場合でも、未払い利息が発生するリスクは小さくてすみます。
固定金利選択型はどう使ったらよいのでしょうか?
固定金利選択型には、2年、3年、5年、10年などの期間があり、いずれかを選択することができます。
通常は、固定金利期間が長期にわたるほど金利は高くなりますが、これは、中長期的には景気が回復し金利が上昇することを見越しているためです。
なので、10年を超えるような固定金利期間のものよりも、2年、3年の短期の固定金利期間のもののほうが、低金利の恩恵を受けられます。
とはいえ、今後急激に金利が上昇した場合には、短期の固定金利期間では期間終了後の金利上昇が大きく、低金利のメリットまで失われる可能性もありますので、長期の固定金利期間のほうが有利とも考えられます。 |