はじめての住宅ローン入門その3



返済方法と返済期間での有利・不利

返済方法にはどのようなタイプがあるのですか?

返済方法には、次のような様々なタイプのものがあります。

■元利均等返済
■元金均等返済
■ステップ返済
■退職金一括返済

借入額や金利、返済期間が同じでも、返済方法の違いによっては毎月返済額が大きく変わってきますので、返済方法の選択については十分注意したいところです。

返済期間は長くすると有利ですか?

返済期間を長く設定すると月々の返済額は少なくなりますが、それだけ多く利息がかかってしまうので、総返済額は大幅に増えてしまいます。

ということで、どちらを選択するにしても一長一短があるのですが、繰り上げ返済を活用すると両方のメリットを活かすことができます。

繰り上げ返済とは?

繰り上げ返済というのは、返済の途中でローン残高の一部または全部を返済するというものです。

住宅ローン借入時に長期返済を設定して毎月返済額を少なくし、資金面でゆとりが出てきたときに繰り上げ返済をして返済期間を短縮すると、かかってくる利息を減らすことができます。

この方法は、比較的年齢が若くて、現在は収入が少ないけれど、将来的には増えていく見込みの人にメリットがあります。


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