はじめての住宅ローン入門その3



金利と金利タイプの有利・不利

年利と月利とは?

住宅ローンの金利というのは、毎月の返済額については月利(月間利率)で計算されますが、一般に表示されている金利というのは年利(年間利率)になっています。

なので、例えば年利3%というのは、年利3%÷12か月=0.25%が月利ということになりますので、毎月支払う利息は、この0.25%に借入残高を掛けたものということになるのです。

また、6か月に1度ずつ返済するボーナス返済額は、年利3%÷6か月=1.5%が利息になります。

ちなみに、金利は当然低いほうが有利で、たとえわずか1%の違いであっても大きな差となって表れてきますので、住宅ローン商品を選択する際は、しっかり比較してより有利なものを選びたいところです。

固定金利と変動金利ではどちらが有利?

金利については、表示されている金利が低い場合でも、返済の途中で高くなってしまう場合もあるので、目先の金利の高低にばかり気にすることのないようにしたいところです。

そのためにも、その金利がどのような仕組みになっているのかということを把握するのが大切です。

金利タイプは、大きく分けると固定金利型と変動金利型の2種類がありますが、別ページでその特徴については詳しく解説していますので、どの金利タイプが自分の条件に合っているのかということを判断してください。


頭金が2割なくても買えるケースとは?
民間融資の特徴と特色
協調融資の特徴と特色
全期間固定型を選択する際の注意点は?
返済方法と返済期間での有利・不利
民間、公的、協調融資とは?
公的融資の特徴と特色
変動金利型を選択する際の注意点は?
金利と金利タイプの有利・不利
元利均等返済と元金均等返済の選択
JA(農協)の融資
共働き夫婦の将来の資金計画
借り換えローンのメリット
借り換え時にかかる諸費用
有利な一部繰り上げ返済
金利1%上昇による負担増
住宅ローンを組む際のポイント
失業保険を利用
ろうきんの利用条件
新築物件の不動産取得税の軽減
最近の住宅融資の傾向

Copyright (C) 2011 はじめての住宅ローン入門その3 All Rights Reserved