特定持分信託とは?
特定持分信託というのは、資産流動化法上の特定目的会社に対する特定出資に係る持分(特定持分)を、資産流動化計画に基づく資産の流動化に係る業務が円滑に行われるように、管理することを目的として信託することをいいます。
ちなみに、特定持分信託は、倒産隔離のための制度として、資産流動化法で整備されたものです。
特定持分信託の効果は?
不動産の原保有者(オリジネーター)が、特定目的会社を設立する場合、特定持分信託することにより、信託財産の管理について、現保有者から指図することができなくなります。
また、現保有者が倒産した場合の影響を分離させることができます。 |