投資用マンションの広告にある利回りは実際のものなのでしょうか?
投資用マンションの広告などでは、物件の利回りが記載されていますが、そのほとんどは単純に「年間の賃料収入/購入価格×100」で計算された表面利回りになっています。
実際には、固定資産税、都市計画税、不動産取得税などの税金や、修繕積立費、管理費なども必要になりますので、実質利回りはさらに低くなることになります。
よって、投資の利回りは、賃貸収入から固定費用を控除した実質利回りで考えるようにしてください。
また、ローンを利用して投資用マンションを購入する場合には、レバレッジ効果を享受することができますが、ローンの支払いが発生しますので、ローン経費や支払利息なども考慮してきっちりキャッシュフロー管理をしなければなりません。
ちなみに、投資マンションなどでは、実質利回りを高く見せるために修繕積立費や管理費を低く設定していることもありますので、管理内容と管理費が見合ったものであるかどうかなども含めてその妥当性を判断することが大切です。 |