投資用マンションの購入に住宅ローンは利用できるのでしょうか?
フラット35や自治体の融資は、投資用マンションには利用できませんので、基本的には、民間の金融機関のローンを利用することになります。
といっても住宅ローンは利用できませんので、販売会社の提携ローンを利用したり、銀行やローン会社の不動産担保ローンなどを利用することになります。
ただし、こういったローンは、収入条件が厳しかったり、金利が高かったりと住宅ローンとは異なるところも多いですから事前に確認するようにしてください。
投資用マンションのローンの特徴は?
投資用マンションの特徴は次のようなものです。
■高金利
一般的に投資物件用のローンの金利は、通常の住宅ローンよりも1%程度高めに設定されています。金利優遇などの割引も通常はありません。
ただし、大手信託銀行のアパートローンなど超大型物件については、低利の固定金利でローンが組めるところもあるようです。
ちなみに、ノンバンクの不動産担保ローンでは、3.4〜18%以上と開きがありますので、よく比較したうえで最も有利なものを選択するようにしたいものです。
■年収基準
投資物件用のローンの場合、年収の最低基準がかなり厳しいです。
銀行や信託会社でも取扱っているところもありますが、年収500〜600万円以上のようです。
■金利のタイプ
投資物件用のローンは、「短期プライムレート+α」や「6ヵ月TI-BOR+α」などの変動金利タイプが多くなっているのが特徴です。
また、変動金利タイプは市場金利の変動に左右されやすいので、住宅ローンの変動金利を利用する場合よりも、より細かい資金計画が必要になります。 |