投資用物件をローンで購入するメリットは何ですか?
投資用物件をローンで購入するメリットとしてはレバレッジ効果があげられます。次のような関係が成り立つ時には少ない自己資本で効果的な収益を上げることが可能になります。
■借入金利<投資物件の利回り
つまり、投資用物件を自己資本だけで購入すると、賃貸収入はすべて収益として計上できますが、この場合には多額の資金が必要になります。
ところが、自己資本と借入れを併用してレバレッジ効果を利用すると、少ない自己資本で実際の利回り以上の収益を得ることができるようになるからです。
実際には、ローンを組む際の諸経費や税金などもありますが、一般的には収益率は上がると言われています。
ただし、レバレッジ効果のメリットを享受するためには、「借入金利>投資物件の収益利回り」の関係が絶対条件になりますので、ローンが変動金利の場合には、借入金利の上昇と空室による賃貸収入の減少には十分な注意が必要になります。
ちなみに、賃貸人の出入りが激しい場合には、クリーニングなどの諸経費もかさみ、実質利回りがさらに低下することなども頭に入れておきたいところです。 |