用途地域とは?
土地は「用途地域」として、次のように分けられていて、使用に制限が設けられています。また、用途地域によっては、建ぺい率や容積率も異なります。
■住居地域
■商業地域
■工業地域など
さらに、住居専用地域には次のような区分があります。
■第1種低層
■第2種低層
■第1種中高層
■第2種中高層
たとえば、第1種低層住居専用地域ですと、低層住宅のみなので好環境ということになります。
このように、用途地域からは周辺環境が見えてきますし、将来の環境の変化もある程度予測できます。
周辺の環境の確認は?
駅から近いとか、ベランダの前が駐車場なので日当たりがよい、といったメリットは、あっという間にデメリットに変わってしまうことがありますので注意が必要です。
駅から近い繁華街のためにカラオケボックスができたとか、駐車場にビルが建って日が当たらなくなったというのはよくある話だからです。
なので、もし周辺に空き地があるのであれば、将来の利用計画について、下見の際に近隣の人に聞いたり、不動産会社の担当者や役場に聞いたりして、デメリットとなりそうな要素を確認しておくようにしましょう。
それから、地歴も重要です。つまり、その建物が建つ前は何だったのかということです。
もし建物が建つ前は水田や沼であったりすると地盤が不安ですし、工場であった場合には土壌の改良が必要になるかもしれません。
そういった地歴のある場合には、きちんと処置が行われているかも確認するようにしましょう。 |