不動産の折込広告は?
物件の情報収集手段として不動産の折込広告を利用するのは、その地域の最新の物件情報を得るという意味ではメリットがあります。
しかしながら、広告主が信頼できる会社なのかという判断がつきにくいというデメリットもありますので注意が必要です。
不動産の折込広告の見方は?
新築物件の不動産の折込広告の見方としては次のようになります。
■物件概要
・この物件概要には、以下のような物件の重要な情報がつまっています。
⇒ 法律上の制約
⇒ 権利形態
⇒ 特記事項など
■宣伝文・キャッチコピー
・以下のような表現は使えません。
⇒ 掘り出し物件
⇒ 完全、完璧
⇒ 日本一、超、業界一
⇒ 特選、厳選
⇒ 格安、破格
⇒ 二度と出ない
⇒ 最高、一級
⇒ お買い得など
■価格
・原則として「相場の10%引き」といったような二重価格表示は禁止されています。
・新築物件の場合、価格の表示がなかったり、価格の後に(予定)となっている場合がありますが、これはまだ価格が決まっていない段階の予告広告で、それが明記されています。
■周辺地図
周辺地図を見れば、その周辺環境の概略を知ることができます。市販の地図と照らし合わせてみると、より詳細な立地が見てとれます。
■間取り図、室内写真など
・実際の購入希望住戸とは異なるということは忘れないようにしたいところです。
・写真については、モデルルームやイメージのものであることが多いです。
■完成予想図
事実に忠実に描くことにはなっていますが、実際よりよく見えるようです。また、建物本体のみを描けばよいことになっているので、周辺がどんな環境かはわかりません。
なので、あくまでも参考程度に見ます。 |